2015.05.21
高校生からの勉強方法「効率」3|高校部
さて、少し時間が空きましたが前回の続きです。
「単語の覚え方」です。
生徒で「単語は書かないと覚えられない!」
と言う生徒がよくいます。
ちなみに「書かないと」の定義はノートにびっしり単語練習を行うことです。
中学生の頃に単語練習をさせられた記憶はあるかと思います。
それで単語を覚えられたという方も多くいるはずです。
しかし、これをそのままにしておくと
「書いたら覚えた!」が
「書かないと覚えられない!」
に変わってしまいます。
中学生の時と違い、高校生で覚える単語数はとても多いです。
「書く」という行為は、とても時間が掛かります。
そして、勉強をやった気になってしまいます。
そもそも人間は書かないと覚えられない生き物ではありません。
実際に「歌の歌詞」「キャッチフレーズ」「芸能人の名前」…
これらは皆さん書いて覚えたでしょうか?
気が付いたら覚えている。
毎日目にしたり、聞いたりしている物は意識しなくても覚えてしまうものです。
意識しなくても覚えるようにするためには下記の方法を試してみて下さい。
・毎日、学校で渡された単語帳とCDを毎日見て、聞く。1日15分程度でもいい。
・試験範囲の単語は試験当日までには最低6周以上はしておく。
・どうしても書きたい人は6周以上して覚えられない単語だけ書く。
・最初から欲張らず、基本的な意味1つだけを覚える。
上記の事をやれば
苦手な人でも8割程度は単語を習得できるはずです。
単語を「書かない」ということは、どこでも勉強できます。
通学の電車の中で、好きなテレビ番組のCM中、お風呂につかりながら。
空いた時間に毎日単語を見て、聞く!この癖をつけておくと3年生の受験の時にとても効果的です。